完全に知らなかった

僕たちはわかりあうことができない

2012-09-08から1日間の記事一覧

19才のハチミツ

花を贈ろうと思った。 クリスマスの夜に花束を贈ることは、なによりうってつけに思えたのだ。 19才の僕には、花屋は高校へ向かう道の途中にある一つだけで、それより他には存在しなかった。今では近所を歩くだけで七軒は見つかる花屋だが、当時はそんな様子…